「サンシャイン・ボーイズ」京都公演感想 [公演感想]
【感想】(ネタバレあります)
加藤健一事務所公演「サンシャイン・ボーイズ」を観に京都府民ホール・アルティに行ってきました。
約1ヶ月ぶりに観る「サンシャイン・ボーイズ」は一幕が変わっているように感じました。これまではウィリー(加藤健一)が不機嫌で怒ってばかりだと思っていたけれど、ふとした時にウィリーが笑ったりするのを見て、ベン(佐川和正)との会話を楽しんでるところもあるんだなぁ~って思いました。
アル(佐藤B作)は病気がちで弱々しい感じがしますが、ウィリーと再会して少しずつパワーがUPしてるんじゃないかな~ ウィリーがアルに「面白いな~、おまえ」って言うところがありますが、これって最高の褒め言葉だな~って思いました。アルがウィリーに「おまえは楽しんでなかった。これからは楽しむんだな」って言うのを聞いて、アルは本番を楽しみながらやっていたけれど、ウィリーはお客さんを楽しませることだけを考えていたんだろうな~って思いました。そう言えばウィリーは稽古は好きだけど、本番は嫌いだって言ってたし・・・
考え方は違っても相方としては最高だと認め合っていた二人には、他人にはわからない関係性があるんでしょうね。二人が握手するシーンは心が温かくなります。お芝居を観てこういうあったかさを感じるのは、加藤健一事務所ならではだと思います。それとカーテンコールの加藤さんの笑顔は最高でした。
世の中不安定で嫌なニュースばかりだけど、楽しい気持ちを失わずにいられるのは、加藤健一事務所のお芝居を観ることができるからです。本当にありがとうございます。
アルティの前は京都御所です。帰り道、新緑がきれいでした。
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