SSブログ

「想稿・銀河鉄道の夜」公演感想 [俳優教室]

2010gingatetsudou.jpg

加藤健一事務所俳優教室22期生卒業公演「想稿・銀河鉄道の夜」の感想です。

「想稿・銀河鉄道の夜」
作:北村 想
演出:加藤健一
出演:俳優教室22・23期生
会場:武蔵野芸能劇場小劇場

子供たちが生物の授業を受けてるシーンから始まるんですが、そこでは、はてしなく
続く宇宙の神秘を感じます。
地球以外の場所に生物は存在するのだろうか?とか、地球に生命が誕生した奇跡
とか・・・

前半はダンスやマイム、歌があったりしてとても楽しかったです。
ジョバンニ(山中淳恵)が銀河ステーションでカムパネルラ(梅田 泉)と会って、旅を
していろんなところへ行って、鳥捕り(磯谷雪裕)やいろんな人と会っていくにつれて、
だんだんとどうい展開になるのかがわかってきます。
カムパネルラが海に溺れたザネリ(柳瀬昌計)を助けるシーンは、とても印象的。
あの独特の空気感・・・ 辛いシーンなんだけれど、きれいでした。

「ほんとうにいいことをしたから、きっとおっかさんは僕を許してくださると思う」
このカムパネルラの言葉を聞いて、お母さんの悲しんでる姿を想像したり、もう会え
ないこと、どうしてこういうことが起こるんだろう・・・?とかいろいろ思っていました。
そして助けられたザネリは強がっているけれど、その胸の内を想像しながら観て
いました。

きれいな灯篭がいっぱい出てくるシーンがあって、幻想的でした。
何もかも手作りの公演・・・ 衣装もかわいかったです。
それと、この公演のチラシの絵、好きだなぁ・・・

この公演で卒業する4人の生徒さんは、去年の卒業公演の時よりも上手くなって
いて、それぞれが一人でその場面を担える役者さんになってるなぁ・・・って思い
ました。1年間の成長ぶりにも感動しました。

このお芝居を観ると、泣きながら喉の奥の方が痛くなってくるんだけれど、観にきて
よかったなぁ・・・って思う舞台でした。
このお芝居に関わった方すべてに感謝を込めて・・・
ありがとうございます。

****************
 ↓ランキングに参加中。応援クリックよろしくお願いします。
 にほんブログ村 演劇ブログへ

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0