SSブログ

高瀬さん、読売演劇大賞・優秀演出家賞を受賞! [情報]

加藤健一事務所HPのニュースに、「高き彼物」を演出された高瀬久男さんが、
第17回読売演劇大賞の優秀演出家賞を受賞されたというニュースが載っていました。
「高き彼物」と「グレイクリスマス」の成果によるものだそうです。

わたしは高瀬さんの演出をはじめて観たのは、加藤健一事務所公演の「川を越えて、
森を抜けて」だったんですが、その時、気持ちの動き方がとても繊細だなぁ・・・って
感じました。
観ていて、気持ちが途切れないし、とても静かなんだけれど、ぐぐぐって引っ張っ
ていかれて、涙があふれ出るって感じでした。
「高き彼物」は、とても深刻な話で始まったので、このままじゃどうしよう・・・って思って
いたら、ふっと救ってもらって楽になったことをよく覚えています。

加藤健一事務所の次回作「モリー先生との火曜日」も高瀬さんの演出ですね!
とっても楽しみです。

****************
 ↓ランキングに参加中。応援クリックよろしくお願いします。
 にほんブログ村 演劇ブログへ

nice!(1)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

nice! 1

コメント 3

ひろすけ

あ、ホントですね。
私は、鵜山仁さん、すごいなぁってとこで終わってました(苦笑)

私は、カトケンの芝居以外、演劇ほとんど観ないので、役者さんも演出家の方も、全部カトケンで知るという、ヘンな演劇との関わり方なのですが、カトケンの素晴らしい選択のおかげで、恥ずかしくないお歴々を知っていられるなぁと思っています。

賞をもらうだけが演劇人の価値でもないでしょうが、上記の両名のお名前や作品に興味を持てたのも、カトケンのおかげ。
高畑敦子さんや戸田恵子さんの活躍を観るたびに、昔からいい演技していたもんなぁとちょっぴり優越感を持てるのも、カトケンのおかげ。

老いや病といった今の自分には実感しづらいが、いつかは必ず直面することに、少しは思いを馳せられるのも、カトケンのおかげ。

akariさんと違い、年に数回公演を観るだけなのに、カトケンのおかげで案外と広い目をいただいているなぁとふっと思いました。

次回公演の話も、既に日本で上演している人達の取り組みの記事を何かの夕刊で読みました。カトケンが演るって知らなかったら、読み飛ばしていた記事です。
馬鹿笑いすることの意味を教えてくれたのもカトケンですが、馬鹿笑いだけにせず、静かに物事を幕が下りてからも考えられる芝居も大切ですよね。
by ひろすけ (2010-02-07 12:08) 

Akari

>ひろすけさん
コメントありがとうございます。
わたしも加藤さんのおかげで、いいお芝居をいっぱい観せてもらえて、その世界を
知ることで、自分が変わっていってるなぁ・・・って思います。
そのときそのときのお芝居で、発見があったり、何かを感じたりしますよね。
カトケンワールド、大好きです。
次のお芝居も楽しみですよね。
by Akari (2010-02-09 18:21) 

Akari

>タケルさん
ナイス、ありがとうございます。
by Akari (2010-03-06 22:17) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0