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「遥かなる絆」第一回 [遥かなる絆]

「遥かなる絆」 第一回「はじまりの河」を観ました。

あらすじは、
城戸久枝(鈴木杏)は留学先の中国で父の血のつながらない親戚や
親友から歓待を受ける。父・幹(加藤健一)は中国残留孤児だった。
残留孤児などという言葉もまだない日中国交回復前に自力で帰国を
果たしていた。久枝は初めて父の生い立ちを聞かされる。
養母となった淑琴(岳秀清)は貧しい暮らしの中、その子に玉福と
名づけ懸命に育てた。母の愛情を一身に受けた玉福は中学進学で寮
生活となる頃、母への恩返しを心に誓う。
久枝もまた異国での生活を始めながら、父の真実に向き合おうとし
ていた。(「遥かなる絆」番組HPより)

久枝さんが中国の大学に留学するところから物語が始まります。
幹さんが寮に電話をかけて出す手紙を読もうとするシーンは、思わず
笑ってしまいました。
ドラマを見てて思ったんだけど、幹さんは娘さんが中国に留学する
まで昔のことを何も話してこられなかったんですね。

幹さんがどういう経過で中国人の養父母に引き取らて、育てられた
かを見てると、中国人みんなが日本人を嫌っていたわけじゃなく、
「同じ人間」として見てくれる人もいたんだ・・・って思いました。
子供が川に投げ込まれるシーンはなんとも言えない気持ちになった
けど、幹さんも殺されてたかもしれないんだ・・・っていうのをリアル
に感じます。

お母さんの淑琴さんは、すごい人・・・
なんとしてもわたしがこの子を守ってあげる・・・っていう気持ち。
お父さんも口数は少ないけれど、玉福(幹さんの中国名)を自分の
子供として愛してるっていうのが伝わってきます。

それと貧乏であっても優秀な子供は中学に行かせてあげようと
まわりの人たちはしてくれるんですね・・・
人があったかい。
久枝さんを歓迎してくれる親類の人たちのあったかさ・・・
お父さんはこの国でとても愛されてきたんだろうなぁ・・・って
感じます。

淑琴さんが亡くなったっていう知らせを聞いた幹さんの背中が
とっても寂しそうでした。
淑琴さんと幹さんとの強くて、深くて、あたたかい絆を第一回め
の放送からとても感じます。

でも、まだ幹さんがどういう風に中国で暮らしてきたのかがわか
らなくって、それを知りたいな~って思いました。
これから久枝さんが幹さんのことを知っていくにつれて、見てる
わたしも知っていけるようになってるんですよね。

このドラマ、時の流れも自然だし、色んなことを感じさせてくれ
ますね。いいドラマだなぁって思います。

わたし、「中国」は怖いっていう気持ちがあって、これまで行き
たいと思ったこともないんですが、中国に対する見方が変わる
かも・・・

来週の放送もとっても楽しみです。

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コメント 2

しゃぼん

「遥かなる絆」第1回観ました♪
残留孤児というと日本での再会のシーンが印象的ですが、
そこまで育ててくれた中国の養父母の気持ちや
孤児の方達にどんな想いや苦労があったのかは
ピンときませんでした。

今回加藤さんの久々のテレビ出演
を決めたのがこのドラマだったのが
加藤さんらしくて・・またファンになりました。
私も電話で手紙の話をしそうになる所
舞台のシーンのようで好きです。

久枝さんと一緒に幹さんの生い立ちを巡る気持ちで
ドラマの展開を見ていきたいです。

by しゃぼん (2009-04-20 12:38) 

Akari

>しゃぼんさん
コメントありがとうございます。

「遥かなる絆」よかったですよね~
加藤さんのことを知ってほしくって、友人・知人に宣伝しまくった
んですが、“宣伝してよかった~”って思うドラマでした。

加藤さんが出てくるとドラマが引き締まる感じがしませんか?

次回の放送もとっても楽しみですよね~
またブログに遊びにいらしてくださいね~♪
by Akari (2009-04-21 22:51) 

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