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「パパ、I LOVE YOU!」初日感想 [公演感想]

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加藤健一事務所vol.106
「パパ、I LOVE YOU!」」
作:レイ・クーニー
訳:小田島雄志 小田島恒志
演出:加藤健一
CAST:加藤健一 清水明彦(文学座) 田代隆秀 辻新八 石坂史朗 藤波瞬平 久留飛雄己(青年座) 加藤 忍 日下由美 頼経明子(文学座) かんのひとみ(道学先生) 橘 杏
STAFF 美術:石井強司 照明:古宮俊昭 音響:秦 大介 衣裳:加納豊美 ヘアメイク:馮 啓孝  舞台監督:鈴木政憲 中瀬古靖 制作:加藤健一事務所
【あらすじ】
クリスマス直前の英国、セント・アンドルーズ病院の医師談話室。デーヴィッド(加藤健一)は大きな出世が約束された講演に向けて準備中だが、同僚ヒューバート(清水明彦)が邪魔をしてきて、全く集中できない。さらにそこに、かつて秘密の関係を持った元ナースのジェーン(加藤忍)が、とんでもないことを知らせに来たものだから、もう天地がひっくり返りそう!妻ローズマリー(日下由美)にこのことがばれちゃまずいが、講演の時間は刻々と迫ってくる…。こうなったら、“口からの出まかせ”で逃げ切るしかない!(加藤健一事務所HPより)
【上演時間】2時間15分(休憩15分を含む)
【感想】
「パパ、I LOVE YOU!」の初日を本多劇場で観てきました。すごく面白かったです。笑いたいな~って気持ちの人におすすめのお芝居です。それと初演や再演の時よりもストーリーの流れが自然に思えました。初演の時から「この人たち、笑わせようとしていないのに、可笑しい」と思いましたが、今回もわざとらしさはまったく感じなくて、そこがまたいい!

(以下、ネタバレあります)
これまでモーティマー先生(加藤健一)は自分本位でヒューバート(清水明彦)に無理難題を押しつける感じがして、ラストは自業自得って思ってたんですが、今回、大事な講演の前にとんでもないことを聞かされて、なんとかしようと思っているのに、だんだん思わぬ方向に進んでしまって・・・って感じたので、彼が真実を告白する気持ちになったのが自然に思えました。
それとローズマリー(日下由美)を愛してるってことも伝わってきました。
ヒューバートは本当に優しい。その優しさにジェーン(加藤忍)に惹かれていくもの当然だな~って感じました。
レズリー(久留飛雄己)は登場シーンはめちゃ怖かったんだけど、パパに会えたら、あんなに幸せそうな顔になって・・・「従兄弟とかもいたりして」って言ってるのを聞いたら、家族や親戚がほしかったんだろうな~って思います。
ヒューバートのお母さん(かんのひとみ)の存在も大きい。大きな愛情に溢れていて、何もかも包んでくれるような感じがします。

このお話は、何よりもハッピーエンドなのがいい!
笑って、笑って、ラストにはあったかい気持ちになれます。

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