加藤健一事務所の次回公演「モスクワからの退却」の戯曲を読みました。

お芝居を観る前に戯曲を読むのはどうかな~?って思ったりもするんだけど、
翻訳を勉強してることもあって、先に読んでみました!

わたしはこの戯曲、すごく好きです。
三人の心の動きが丁寧に台詞で表現されていて、どうなっていくのかな~?
っていう興味を止められずに一気に読んでしまいました。
まだ一回しか読んでないのですが、最初に感じたのは台詞の一つ一つに
リアリティがあるな~ってこと。
登場するのは夫婦とその息子だけなんだけれど、夫、妻、息子、父親、母親、
男、女...と一人一人の色々な面が見えてきました。

わたしの好きな“会話劇”です!
台詞のやりとりがすごいので、舞台で三人の役者さんがどんな風に演じて
くれるのか、とっても楽しみ。

戯曲を読みながら舞台を想像してたんだけど、こういうお芝居を加藤健一
事務所で観たことがないんじゃないかな...
今から初日が待ち遠しい~


☆お知らせ
 加藤健一事務所の次回公演 「モスクワからの退却」
     6/6(水)~6/20(水) 下北沢 本多劇場
     6/23(土) 湘南台文化センター 市民シアター