９月１８日にBSプレミアムで放送された「戦争童画集～７５年目のショートストーリー」のディレクターズカット版を観ました。
前回の放送よりも15分長い完全版で、とても良かったです。
加藤健一さんと青井優さん出演の「こんばんは」もカットされていた部分が放送になっていました。
「こんばんは」は何度観ても涙がでます。小学校にあがったばかりの小さい女の子が原爆の犠牲になって、何の文句も言わずにこの世から去ってしまった・・・　漠然と原爆や戦争の話を聞くよりも、こういう風に一人一人の体験談を聞く方が、心に深く入ってきます。
山田洋次監督が「苦しんだ人たちの手記は襟を正して読まないといけない、その痛みに想像力をはせながら・・・演じる役者さんには心から演じてほしい、鎮魂歌を歌うつもりで作った」と話されていました。監督の強い想いが伝わってくる作品でした。
多くの人に観て、感じてほしい番組なので、ぜひ地上波で再放送してほしいです。

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