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「Taking Sides それぞれの旋律」兵庫公演感想 [公演感想]

【感想】
加藤健一事務所公演「Taking Sides それぞれの旋律」の千秋楽が無事に終わりました。
5月15日の本多劇場の初日を観てから、観た日も観ていない日も、戯曲を読んだり、音楽を聴いたり、お芝居を思い出しながら「Taking Sides」のことを考えていました。実はこのお芝居の感想って、口に出しにくかったんです。胸の中にモヤモヤとしていて、言葉にしにくい感じ・・・ 後半になってようやく自分の中でつかめてきた気がしていますが、まだ観たいな~って思います。再演があるといいな~

フルトヴェングラー(小林勝也)がアーノルド(加藤健一)に「では、君はどんな世界を作りたいのか? 本当に芸術の力をわからないのか?・・・」と語りかける台詞が心に沁みます。
小田島恒志さん、則子さんの訳本が出版されたらいいのに・・・
「芸術の力」は偉大だと思います。究極の状態では、特にそう感じるかもしれません。人間の心を癒してくれる・・・ でもその力を政治が巧妙に利用するというのも、このお芝居を観て学べました。アーノルド(加藤健一)の怒りを忘れないようにしたいです。
「Taking Sides それぞれの旋律」は、心に残るお芝居になりました。
もっとベートーヴェンも聴いてみたいと思っています。
キャスト、スタッフの皆様、本当に素晴らしいお芝居をありがとうございます。

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